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| 2006年[第3戦] 03月26日 晴 円良田湖 |
| 新百合ウドンが所沢ウドンに初勝利の巻! |
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週末の金曜日、渋谷の釣具屋で釣り竿を手にするN塚の姿があった。○マノと書かれた釣り竿に眼を惹かれつつも、上下に振り回しているのはダイ○のオレンジロッド「一撃MIZUKIRI」だった。 「よし、明日はこれでM山1号を一撃だ」と自分の考えたオヤジギャグのあまりの素晴らしさに密かに関心していると、数枚の福沢諭吉がバカにしたような笑顔をみせてN塚の財布から消えていった。 26日、いよいよ決戦の日は来た。M山1号が取り出したのは鬼武者16尺、N塚はもちろんピカピカの「一撃MIZUKIRI」17尺。 「ツン」「ビシッ」「キュキュー」 「N塚さん、やっぱり円良田湖のへらは引きますね」 「あっ、また来た」「キュキュキュー」 シーンとしたままのN塚のウキとは違い、M山1号のウキは快調にヘラのアタリを演出する。 もちろん顔はいつものエビス顔。ハの字になったマユゲの下がり具合を翻訳すると→(これは今日も楽勝だわさ)。 口では「N塚さんの追い込みはすごいですからね」と言いながらマユゲは正直だ。 M山1号のバラケの下には、これしかないという所沢ウドン。 N塚の下バリにはグルテン。 いくら竿を振ってもN塚のピカピカの「一撃MIZUKIRI」17尺は「ビシッ」とホントの水を切る音しかしない。もしかしたら「MIZUKIRI」というのは釣れなくて水ばっかり切る竿という意味かもしれないとN塚は思った。 「ゴソゴソ」っとバックをかき回していたN塚が取り出したのは「新百合ウドン3号」。1号、2号はM山1号の所沢ウドンにあえなく敗れてしまったが、昨年末から密かに研究を続けたどり着いた結果だった。 「ようし勝負はこれからだ」と思い切ってグルテンをあきらめ、ウドンセットに変え、ハリスも今まで使ってなかったような60cmの長ハリス。これはこの前。一緒にみのわだ湖にいった渓流釣りのM山2号の仕掛けの威力を見て学んだ物だ。 ウドンにすると、あら不思議。今までサワリすらなかなか出ないN塚のウキが動き出した。バラケが落ちてからもジーッと待っていると「ツン」。 明確な「ツン」アタリで乗ってくる。 3枚目くらいまではまだ、角度を保っていたM山1号のマユゲだったが、4枚、5枚、6枚、と続けてN塚が竿を絞るとマユゲの角度は急速にハの字からただの2本の棒のようになっていった。 棒のマユゲを翻訳すると→(ヤバッ、追いつかれるかも)。 焦りから甘いダンゴをラフに付けて打ち自滅していくM山1号であった。 結果はN塚37枚、M山1号29枚の大差。新百合ウドンがとうとう所沢ウドンに勝利した瞬間だった。 |
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