長塚vs増山 ヘラブナ5番勝負!!(へらぶな釣り)

【2006年】

ある日のN塚とT田の会話
N塚「おいT田、オレのとこのホームページ変えてくれよ」
T田「いいけどさ、どこ変えるンだい」
N塚「なんかさぁ、オレが負けてんのばっかり載ってるってみんな言ってるゼ」
T田「なんだっけ、負けてるのって」
N塚「ほら、社長の顔押すと見られるっていうやつ」
T田「ぁぁわかった。M山5番勝負だ」
というわけで、久々更新。N塚はなにしろPCを持っていないので、
このページを見たことがないのだ。やっと最近PCが会社に来たらしいが…。


2006年[第3戦] 03月26日 晴 円良田湖

新百合ウドンが所沢ウドンに初勝利の巻!

 週末の金曜日、渋谷の釣具屋で釣り竿を手にするN塚の姿があった。○マノと書かれた釣り竿に眼を惹かれつつも、上下に振り回しているのはダイ○のオレンジロッド「一撃MIZUKIRI」だった。
「よし、明日はこれでM山1号を一撃だ」と自分の考えたオヤジギャグのあまりの素晴らしさに密かに関心していると、数枚の福沢諭吉がバカにしたような笑顔をみせてN塚の財布から消えていった。
 26日、いよいよ決戦の日は来た。M山1号が取り出したのは鬼武者16尺、N塚はもちろんピカピカの「一撃MIZUKIRI」17尺。
「ツン」「ビシッ」「キュキュー」
「N塚さん、やっぱり円良田湖のへらは引きますね」
「あっ、また来た」「キュキュキュー」
 シーンとしたままのN塚のウキとは違い、M山1号のウキは快調にヘラのアタリを演出する。
 もちろん顔はいつものエビス顔。ハの字になったマユゲの下がり具合を翻訳すると→(これは今日も楽勝だわさ)。
 口では「N塚さんの追い込みはすごいですからね」と言いながらマユゲは正直だ。
 M山1号のバラケの下には、これしかないという所沢ウドン。
 N塚の下バリにはグルテン。
 いくら竿を振ってもN塚のピカピカの「一撃MIZUKIRI」17尺は「ビシッ」とホントの水を切る音しかしない。もしかしたら「MIZUKIRI」というのは釣れなくて水ばっかり切る竿という意味かもしれないとN塚は思った。
「ゴソゴソ」っとバックをかき回していたN塚が取り出したのは「新百合ウドン3号」。1号、2号はM山1号の所沢ウドンにあえなく敗れてしまったが、昨年末から密かに研究を続けたどり着いた結果だった。
「ようし勝負はこれからだ」と思い切ってグルテンをあきらめ、ウドンセットに変え、ハリスも今まで使ってなかったような60cmの長ハリス。これはこの前。一緒にみのわだ湖にいった渓流釣りのM山2号の仕掛けの威力を見て学んだ物だ。
 ウドンにすると、あら不思議。今までサワリすらなかなか出ないN塚のウキが動き出した。バラケが落ちてからもジーッと待っていると「ツン」。
 明確な「ツン」アタリで乗ってくる。
 3枚目くらいまではまだ、角度を保っていたM山1号のマユゲだったが、4枚、5枚、6枚、と続けてN塚が竿を絞るとマユゲの角度は急速にハの字からただの2本の棒のようになっていった。
棒のマユゲを翻訳すると→(ヤバッ、追いつかれるかも)。
 焦りから甘いダンゴをラフに付けて打ち自滅していくM山1号であった。
 結果はN塚37枚、M山1号29枚の大差。新百合ウドンがとうとう所沢ウドンに勝利した瞬間だった。

[第1戦]2004年 11月21日 晴 箕和田湖
増山君1勝!!
長塚14枚 増山17枚 林11枚
快晴の釣り日和だがへらちゃんのご機嫌はあまりよくなく苦戦。
午前中は貧弱な装備のタリバン兵長塚が底を手堅く攻め、拾い釣りでミスターダイワをリード!
一時は7枚差を付けそのまま逃げ切りそうな雰囲気だった。
ところが午後になり水温上昇とともに、必殺の所沢ウドン炸裂!!
短竿浅ダナで嫌がるヘラの口に無理矢理ウドンを突っ込み次々に良型をHIT。
対するタリバンは午後になるとシーーーン……
終わってみれば最新兵器と最新のエサで武装した増山君の大勝利ーー!!
5番勝負!!
●長塚1敗 増山1勝●

[第2戦]2004年 12月5日 晴 箕和田湖
増山君圧勝! ダブル寸前!!
長塚22枚 増山38枚
第1戦で敗退したN塚は前夜密かにウドンエサを作っていた。
所沢ウドンに対抗すべく新百合ウドンを開発していたのだ。
おっとエサ袋にも忘れちゃいけない、M社の即席タイプウドン黄色い方。
準備はできた。N塚の顔が自然にほころんでくる。
「フフフ」不気味な笑顔を浮かべながら眠りにつくN塚だった。
眠りながら時々左手をあげ、アワセの練習もしていた。

当日は晴れ。少し冷え込むが、天気も良く釣り日より。
…のように見えた。
しかし、釣り日和だったのはM山君だけだった。
「いやーけっこう食いますね」
「………」
「おっ、また来た!」
「………」
「冷え込んだのにけっこう口を使いますね」
「………」
M山君が20枚を越した頃N塚はまだ、10枚前後でダブルスコア寸前。
このまま2敗目をダブルで喫してしまうのか! 
午後になりようやくポツポツといいペースで竿を絞り出したN塚。
「やっとD社のエサに慣れてきたよ」
といいつつ、追い上げ!
時計が3時を廻る頃にはN塚も20枚をクリア。
終了時には38枚のM山君に対しN塚22枚と、16枚差。
「あと5〜6時間あれば逆転できたのにな」とN塚。
「それじゃ、真っ暗ですよ」
「電気ウキがあるからな」
「かんべんしてくださいよー」
というわけで、第2戦目もミスターダイワの大勝利ーーー!
5番勝負!!
●長塚2敗 増山2勝●

[番外編1]2005年 2月12日(土) 晴 相模川・千代田下


彼方の地平線から朝日が顔を出し、静かな水面から水蒸気が立ち上る。
アシや木々の間で夜を過ごした小鳥たちも目覚めはじめる。 いい朝だ…。
ドカドカドカ! ドカドカ!!
「おい、左から5番目か6番目から3つだ!」
「早くしろよ。そこが一番深いんだぞ」
「よーし。ほら荷物置いてメシ食おうぜ」
そうだ、彼方の新百合ヶ丘からN塚が顔を出したのだった。

今日の釣り場は神奈川県相模川・千代田下。
N塚、Y本、T田の3人での釣行。
N塚はM山君に2連敗の屈辱をはらすためのウドンの研究を課題にして
前夜またしても百合ヶ丘ウドンver2を作成したのだった。
Y本は本職はイラストレータだが、最近はろくでもない知り合いにおだてられ、
へらウキ職人への道をまっしぐら!
得意の釣りは短竿浅ダナ、ウドンセット。
M山君にそっくりだ。
しかし、へらにハマり仕事や伴侶を失った人々は多い…。
T田は理屈一流、ウデ2流のへら師にもっと多いタイプ。
「こういう野釣りの釣り場はまずグルテンだね」
といいながら見ると「赤べら」でバラケを作り「力玉」を出す。
T田さん、グルテンと違うんですけど…。
いいんだよ、力玉も食うかもしれないだろ。
釣り初めてすぐN塚の竿がビリビッリっと曲がる。
4寸ぐらいの小マブGET。
続いてY本がピシッ! 7寸のへら。
さらにパシッ! T田の鋭い合わせ!
ひらひら…。ウロコが付いていた。
終わってみればY本16枚、N塚15枚(最後に2枚連続バラシ)、T田8枚。
大型はT田の30cm。
相模川千代田下、なかなかの釣り場です。
「ここはウドンが効くからM山は連れて来れないな」
N塚の独り言…。

Y本君と同時に竿を絞るN塚。Y本君はへら、N塚にかかったのはニゴイでした


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